2012年9月4日火曜日

OpenCVにファイルダイアログを使用してファイル名を与える


OpenCVとC++/CLIを組み合わせることで、OpenCVに渡すファイル名や、パラメータなどGUIで設定できるようになる反面、.netオブジェクトを扱うため、いろいろ複雑になる場合もある。

本エントリーでは、ファイルダイアログにより、ファイル名の選択を行う。

プロジェクトの作成は、このエントリーを参照

1 オブジェクトの作成

 コモンコントロールは、.netオブジェクトのため、newではなくgcnewでインスタンスを作ることになる
説明によると、戻り値はポインタではなくハンドルとのこと。

またオブジェクトは、*ではなく、^で宣言する必要がある

  ファイルオープン用のダイアログは、以下のように作成

System::Windows::Forms::OpenFileDialog^ openFileDialog1 = gcnew OpenFileDialog;

2 ファイル名の取得

 newと同じ -> でアクセスする。ついでにSystem::Stringからstd::stringへの変換をしているが、日本語の確認はしていないので注意。

宣言部に

using namespace System::Runtime::InteropServices;

を追加することを忘れずに

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